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Thank You For Everything          ~100%のスマイルを求めて~

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悟朗 これまでの歩み 高校時代

悟朗 これまでの歩み 高校時代

高校時代の私はとても荒んでいた。

入学式前の制服の仕立ての集まりで、高校の雰囲気が分かり、私はこんなやつらとはやっていけないと、友だち関係よりも、受験のためと割り切って高校に通うことを決意。

予想通り、あまり友達もできず、休み時間がとても窮屈な時間となる。
しかし、弱みだけは見せたくないと思い、徹夜も覚悟で予習に励む。
土曜日の夜から日曜の昼にかけて寝て、日曜の夜から金曜の授業が終わるまで、休み無しの勉強付けの毎日。
しかし、そんな中で、自分が親の理想のレールに乗っかって中学まで来た自分を振り返り、私は一体何のために生まれて来たのかという問いに日々ぶつかる。
私の青春だったLINBERGに励まされ、ロシアの哲学者トルストイに愛を学び、生きるということを常に問いただしていた。
無意識のうちに、包丁をおなかに刺そうとしていたり、
通学の電車に乗ると、吐き気や下痢、眩暈という症状が出だしたのもこの頃。
とくに医者にはかからなかったが、おそらくパニック障害。
学校に行きたくなかったのだ。でも皆勤賞。。。
休み時間になると、いつも大好きな美術室から屋上に上がる階段の踊り場に行き、美術作品を眺めては、気持ちを落ち着かせていた。
友だちは、学校の先生だろうか。放課後は教室が一番最後になるまで居て、分からないことはすぐに職員室に行き質問するという、その繰り返しだった。

そんなつまらない高校生活にも1つだけ恋心が芽生えた。高校3年の夏休み。受験勉強のために学校に行って、教室で勉強・・・というのは二の次で、好きだった吹奏楽部の打楽器担当の女の子の姿を見るために学校に行っていた。
電車も、いつもは教室に1番に入らないと気が済まない性質なのだが、彼女の電車時刻に合わせて乗るようになる。
そして、冬休みに入り、恋文を書くが、あえなくお断りのお手紙が来て泣きじゃくる。

気を取り直し、ドラクエをクリアし、翌日に志望校の受験に望み合格。一応国公立に行きなさいと言われていたので、受けるだけ受けて落ちれば納得するだろうと言うことで、適当に受けて、落ちた。この頃やっていてた月9ドラマ「ピュア」がこころに残り、毎週泣いていた。ミスチルの名も泣き詩は、いまでもカラオケの定番となる。

友だちもほとんどいなく、周りからは怪しいと思われ、一日も口を開かなかった日さえあった高校時代。今でもキズだらけだ。



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